文化祭の後は後夜祭。
ダンス部や有志の人たちのバンドやダンスのステージが行われ、最後は校庭の真ん中で小さい花火が上がる。
「今日で、たくさんのカップル誕生するだろうね」
「え?」
「知ってる?後夜祭で結ばれたカップルは幸せになれるって。ま、ただのジンクスだけど」
賑やかに鳴る音楽の中、まぁちゃんが話し出す。
幸せになれる・・・か。
「私も・・・」
「あんたたちはもう付き合ってるんでしょ」
「そうだけど・・・」
でも、どうしてだろう。
不安になるの。
デートだってして、幸せだって思うのに。
なんだか、おーちゃんが遠くに感じる。
舞い上がって私、大事なことが見えていないような・・・。


