「ウソ言わないの。言われてたでしょ。バカっぽいって」
後ろから不機嫌そうな声がして振り向く。
まぁちゃんの表情はすっかり怒ってる。
「ごめん、亜子。おしつけなきゃよかったね。あいつ、ほんとむかつくやつだった」
「まぁちゃん・・・。でも、おーちゃんあの子の事知ってるの?えと、秋人君・・・?」
どういう関係なんだろう。
「・・・うん。弟、なんだ・・・」
「え?弟くんだったんだ!じゃあ、お兄ちゃんの文化祭身に来たんだね」
それなのに、あんまり会話もせず帰っちゃうなんて。
あれくらいの年ごろの男の子って、恥ずかしいのかな。
「・・・どうかな」
「え?」
おーちゃんは少し悲しげな表情で、そのまま行ってしまった。
どうしたんだろう・・・。


