交代で休憩を取り始め、案の定おーちゃんとまわることは叶わなかった。
私は先にまぁちゃんと休憩。
それから、入れ替わるようにおーちゃんと立川くんが休憩に行った。
少しお客さんも落ち着いてきたみたい。
あれ以来、困ったお客さんもいないし。
「ちょっと、案内してくんないわけ」
突然後ろから聞こえた声に慌てて振り向く。
黒髪の整えられた短髪。
少しムスッと眉を顰めた表情の男の子。
きちっとしたベージュの制服。
この制服、この近くの名門私立中学の制服!?
すごい、そんな頭のいい子が・・・。
兄弟でもこのクラスにいるのかな。
「ねぇ。いつまで突っ立ってるわけ。案内くらいできないの」
「えっ、あ、はい!こちらにどうぞ」
不機嫌そうに言われ、慌てて案内をする。
なんか、すごく・・・偉そうというか、どうしてそんなに怒ってるの?
「こちらがメニューになります」
「・・・なにこれ、しょぼい」
「え・・・」
お口が悪うございますっ。


