「大丈夫?」
トレイを戻していると、まぁちゃんが小声で声をかけてくれる。
心配してくれたんだ。
「あ、うん・・・おーちゃんが助けてくれたから」
「ああいう下品なやつ嫌い。でも、あいつなかなかいい所あるんじゃん」
「うん」
まぁちゃんがおーちゃんを褒めるなんて。
なんだか、珍しい。
「やっぱり、かえなかったらよかったね」
「え?」
「亜子がその衣装着てくれたから、あいつら亜子に絡んだんじゃん」
「そんなことないよ。私、楽しいよ。メイド服なんてきっともう着れないよ」
いい記念だよ。
そう言って笑うと、まぁちゃんはそっか、って笑ってくれた。
それに・・・。
あんな風に、おーちゃんがかばてくれるところも見れなかったもん。
おーちゃんは優しい。
いつも私を助けてくれる。


