ピュアに恋して♪



「え、と・・・あの」



どうしよう。
雰囲気壊したくないし。
でも、そんな事・・・。


「いいじゃん、減るもんじゃないし」

「ねぇ、このスカートってすごい膨らんでるけど中どうなってんの?」



一人の男の人の手がスカートに伸びる。
え、ちょっと待って、それは・・・。




「お客様、ご注文はお決まりですか?」




突然、私の前に割り込んできた背中。
メニュー表を差し出しながらいつもより低めの声が響く。


おーちゃん・・・。



「えー、俺らそのメイドさんにお願いしたいんだけどー」

「指名制ではないので」

「けち臭いこと言わないでさ」

「・・・いって」

「え、あ・・・ありがとう」



ボソッと私にだけ聞こえる声で言われ、私は戸惑いながらその場を後にする。
後ろで、文句を言っている男の人に、おーちゃんは淡々と対応していた。