「ばっかじゃないの」
そんな不安は、まぁちゃんのそんな言葉でばっさりとやられた。
ひどい、もう少しオブラートに包んでほしい。
おバカね、亜子ったら。くらい。
お昼は屋上でまぁちゃんと食べる。
9月だから暑いから、人が少なくて穴場スポットなんだ。
「そもそも、半年もデートすらしたことないってどうなのよ」
「ううっ。だって・・・」
「ていうか、気づくの遅すぎるでしょ」
まぁちゃんは、もっとずっと前に気づいていたらしい。
おかしいって。
だって、私はおーちゃんと同じクラスになれて、毎日会えて毎日見つめられるだけで幸せだったんだもん。
「聞いてみればいいじゃん。私たちって付き合ってるんだよねって」
「む、無理だよぉ」
「じゃあ、デートに誘う」
「ええぇー」
ギロリ。
思い切り睨まれてしまった。


