「メール・・・」



おーちゃんの口から、ボソッと小さな声が漏れる。
謝り倒そうとした私は下げかけた頭を止めおーちゃんを見上げる。




「昨日寝てて、今朝見た」

「え、あ、そ、そうだったんだ・・・」

「日曜、空いてるから」




短く、そう言われた。
え。
それって。


「遊べるって、こと?」



思わず尋ねると、おーちゃんは小さくコクリと頷いた。
その頬は、どことなく赤い。


それにつられるように私の頬も染まる。




「あ、え、と。私たち、付き合ってるってことで・・・いいんだよね」

「・・・違うの?」



逆に、聞かれてしまった。
ということは、おーちゃんも私と付き合っていた意識はあるってこと。
嬉しい。