まぁちゃんといることで、救われてるのは私だ。
私にも、こんな友だちができたんだって。

嬉しくて。
嬉しくて。



「だからさ、私も、亜子の支えになりたい。・・・おこがましいけどさ」

「そんなことない」

「私は、亜子に笑ってほしいの。でも、それは無理して笑ってほしいわけじゃない。本当に、楽しいって思って、笑って、欲しい」

「・・・うん」

「・・・だから、さ。・・・辛い時は、辛いって・・・・って、ああもう。なに言ってんだろう、私。恥ずかしすぎる」




見ればまぁちゃんの顔は赤く染まっていて。
初めて見るその表情に、私は驚いて目を丸くする。

そしてそれ以上にうれしくて、思わず笑ってしまった。



「な、なに笑って・・・。って、いや、笑ってほしいんだけど、そうじゃなくて・・・その」

「ご、ごめんねっ。でも、まぁちゃん顔が真っ赤なの、可愛いから」

「ちょっと!」

「あははっ、ごめんっ」



でも、まぁちゃん。
今のまぁちゃんが、私は好きだよ。

ありがとう。