ピュアに恋して♪



おーちゃんは、一方的に話すと私を置いて教室を出てしまった。
縋らせてもくれない。

別れたくない。
その言葉も言わせてもらえなかった。



時間が経つにつれ、現実が押し寄せてくる。
実感が。




私、おーちゃんに、フラれたんだ。



ただ放心として立ちすくみ。
なにも考えられない真っ白な頭が。


涙すら造りだせずに。



「亜子ちゃん」



突然聞こえた聞き覚えのある声に振り返ると、心配そうな表情の立川くんがそこにいて。
どうしてここがわかったんだろうとか。
どうして来てくれたんだろうとか。

そんなことはどうでもよくて。


ただただ、そこでようやく涙が溢れた。