「もう少し愛想よくないと、うちはねぇ」 だめか。 肩を落としながら店を出る。 愛想・・・。 そんなもの、どこに行けばもらえるんだろう。 「あ?音玖?なにしてんだ?こんなところで」 「隆弘・・・」 私服姿の隆弘が驚いた表情を浮かべる。 「バイトするんだ」 場所をファミレスにうつして説明すると俺が私はバイト情報誌を眺める。 「でも、断られた」 「マジ?」 「愛想よくないとダメって」 「愛想ねー。まぁ、客商売は多少はいるよな」