これ以上は耐えられなくて走ってその場を立ち去る




『美桜‼待って!!』







遠くで茉希ちゃんの声が聞こえたけど振り返らず走り続けた









『ねぇ、あんたさこんなに一途にあんたを思い続けた美桜にひどいことするんだね』





『はぁ?なんのことだよ。俺は別にあいつに何もしてねぇ』





『あんたが毎日毎日ウザイって言ったんでしょ?それを美桜が聞いたんだから。あたしはあんたを許さないから』