さっきからあたしの頭を撫でながら茉希ちゃんはぶつぶつ独り言を話してるけど全然わかんない





『ねぇねぇ、なんで田原を好きになったんだっけ?』




『ふふっ♪それはね…』






放課後帰ってたら迷子の子に声かけてお母さんが来るのを一緒に待っててあげてたから





理由はそれだけだけど凄く好きになってしまった。