凛花side


私は、体育館から、少し遠回りをしたが

授業中の教室の前は通らないよう

急いで保健室へ来た。


急いで来たものの、私の鼻血よ、おそるべく


上の体操着は真っ赤になっていた。


やっちまったよ...


とりあえず、

鼻血を拭いて、顔を洗った。


...

保健の先生いないとは...

あるあるじゃないの。

はぁーっ

ため息をついてしまった。

私は、血だらけの体操着のまま、椅子に背もたれる。


そして、考える

私は、鼻血が出ている。

服だって血だらけなのに。


なぜだろう、


あいつの顔が頭から離れない



バカにされてる気がする。

だから、こんなに胸が痛いのだろうか？？


本当に無神経なやつだな、あいつは...


上の体操着はどうしようか。




とりあえず、予備の体操着を探す。

仕方ない、借りるしかないだろう


私は部屋を歩き回りやっとのことで

体操着を見つけた。


なぜこんな隠れた場所にあるのだろうか。


イラっとしながら上の体操着を脱ぐ


ブラを確認すると、ブラにも少しシミがついていた。

私は、また、はぁーっとため息をついてしまった。




ガラッッッッ




！？！？！？！？



「ッッッキャァァァアアァァァァア！！！！！！？？？？？」
↑ビックリしすぎて声になっていない心の叫び



なんで！？！？誰？？？？