凛花side
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
私が通っているのはとある県にある専修館高校というところだ。
共学校であり、寮もついているのだ
寮には数人の生徒しか住んでいないがなかなか楽しい暮らしができるという噂だ。
この高校では
部活動ではなく、個人活動が盛んである
例えば、サッカーなんかは、部活が強いとかではなく一人くらいの選手がどっかの
有名なチームに入ったし、ダンスでそこら辺の大会を荒らしまくる強者もいるし。
そんな中一際目立つのは白岡咲也という一年生である
ちなみに隣のクラスだ
彼は写真部には属してないものの数々の賞を受賞している
だが彼自身全く目立たないため写真オタクと呼ばれているとか
まあどちらにけよ興味はない
ナヨナヨ強いと思ったから記憶に残っていただけだ
「凛花〜〜〜〜」
今駆け寄ってきた少し小太りな女子は荒木奈緒
私の唯一の友達だ
一年の3学期いまだに奈緒としか話してないんじゃないだろうかと思うがそれでいい
「はっ初恋したかも〜〜」
「へぇ、それはめでたい」
「そんな冷たい!!!ちょっとくらい聞いて!!」
「相手誰」
「えっっとぉ〜〜〜〜」
「長くなりそうやっぱいい」
「えっっちょ!!まってぇ〜〜!!!」
次は移動教室だ一年7組と8組だけ別棟に隔離されている
移動教室は面倒だ
「後で聞いてねっっ!!」
「はいはい。」
相変わらずうるさい
でも嫌じゃない

