「早苗・・・・・・」

「歩希くん・・・?」

2人は学校の教室にいた。

「好きだっ!!付き合ってくれ!!」
そう言うと、歩希は強引に
早苗を壁に押し付けた。

「あ・・・歩希くん・・・?」
「好きだ。」

早苗は俯いた。
そして、
「私も!!私も歩希くんが好き!大好き!」




その状況を、
こっそり嘉樹は見ていた。
「参ったな・・・忘れ物取りきただけなのに・・・ これじゃ入って行けねえな・・・」

と言って、嘉樹は半ば逃げるように帰った。


次の日から歩希は嘉樹に影で肉食系と呼ばれる事になった。