俺は今日は誰も話しかけて来なかったから、放課後真っ先に帰ろうとした。
最後に俺は、話しかけられた。
「歩希ーっ」
聞き覚えのある声に振り返ると、そこには上田嘉樹がいた。
嘉樹は、
「歩希、今までの事件の犯人が分かった。ってか、お前が分かってるんだったらいいんだけど」

「何だよそれ!分かったのか!!??」

「ああ、分かった。でも、今は人通りも多いし、明日話そう。明日早苗と真犯人を呼んで話そう。」

「分かった。」