そんな…嘘だろ…。 おそるおそるドアの小窓からのぞく。 すると、俺の想像とは真逆に西山が泣いていた。 「…うっ…うぅ。」 それもかなりの大号泣。 なんでだ? どうしたんだ? 何があった? とにかく、西山が嫌がってる(?)んだ。 止めないと。 俺が…止めないと。 俺は決意した。 …行く。 西山を助けるんだ。