次の日は、残念ながら雨。
一番気になるのは、
夢の内容。
最初は、
男の子と遊んでいる夢だったのに、
次はプレゼントを渡していたし・・・
それに遊介君って言っていた。
首をひねって考えても、わからない。
あっそうだ!いいこと考えた!
「おばあちゃーん」
「どうしたね」
「私の日記、どこにある?」
「日記、日記・・・
多分押し入れじゃないかねぇ」
「わかった。探してみるね」
何で日記かと言うと、
夢に出てきた家は、おばあちゃん家。
だから、
日記を見たら何かがわかる・・・
そんな予感がする。
「日記はどこかなーっと。
あっ、これかな?」
見つけたのは、ピンク色のノート。
[千里の日記]
と書いてある。
私はそれをパラパラとめくる。
すると、こんなページを見つけた。
『3月17日(木)
今日、
ゆうすけくんとさよならをした。
おかあさんにきいたら、
新しいお家にすむんだって。
どんなお家か楽しみだけど、
りっちゃんや、さなちゃんたちと、
おわかれするのはさみしいな。』
と書いてある。てことは・・・