「多分、小森のこと彼女だと勘違いしたかも。俺がここに女連れてくるの初めてだから」
確かに…勘違いしちゃうよね
…って、女の人を連れてきたことないの?
『勘違いさせてしまいましたね、すみません』
気にしないから平気、
そう言った社長だが
気にしているのは私だ
社長は、
私の事を…そういう対象じゃない
少なからず、私は社長に惹かれていた
けど、今の言い方がなんとなく
私は彼女になれないんだと思った
デザートを食べ
私たちはマンションへ帰った
社長は私の異変に気がつき
大丈夫?具合わるい?
気にかけてくれた
けど、今はそれすら辛い
『食べすぎちゃいました』
部屋に着くと
先にお風呂を借りて、
さっさとベットに入った
一緒のベットに寝るのも慣れた
けど、今日はそれも後悔だ

