私は、相川梨華[アイカワリカ]市立竹島高校[シリツタケシマコウコウ]に、通っている。高校2年で~す。私は、怒ると、殴ってしまうことがある。例えば、ナンパされた時、女の子だったら、「キャーーーー」みたいなことを、言うかも知れないけど、私の場合、「やめて。手がいたい。」と、言って殴ってしまうであろう。
たとえ、好きな人でも、殴ってしまう。
.........好きな人、か.........私の、好きな人は、山北聖夜[ヤマキタセイヤ]
聖夜とは、幼なじみ。赤ちゃんの頃から、一緒に遊んだ。子供の時から、大好きだった。
愛犬のコロンが死んだ時、聖夜だけは、隣にいて、「コロンは絶対に、お前が、飼い主で、良かったと、思ってるよ」
と言って泣いてる私を、慰めてくれた。
次の日に、聖夜の、指が、傷だらけだった。「ど、どうしたの?その指。」
と、私が、聴くと、「あっ。これは.........」と、顔が、赤くなった。さっと、聖夜が、出したのは、コロンの、人形だった。「これ.........」「作ったんだよ!」照れながら、言った。私は、「ありがとうっ」と、嬉しそうに、言った。
でも、聖夜は、手が届かない場所に、飛んでいる。
だって、聖夜は、カッコイイ、頭もいい。運動神経。
「おい!りーか!よだれついてるぞ!」
いきなり、聖夜が、私の、頭を掴んできた。
「イッターイ。朝、鏡見たけど、よだれなんて、ついてませ~ん!」
「うっ。ばれたか.........しりでか怪人............」
「なんだ。こいつ」と、いう顔をして私を見てくる。
「しりでか怪人!?私は、そんなんじゃありませーん!」
こんな、会話を、していると、すぐに、学校に、着いた。