その手をぎゅっと、離さないで



「おっはー!」

「おはよう、稚菜!
あのことはお昼、屋上で話そっか〜」

今日が決行の日。

自分から告白するのは初めてだから緊張するな〜。

バスケ部は試合が近くて今日も部活…
お疲れのところ呼び出しちゃ悪いかな…


楽しみがあるときの時間は風のようにすぎ、アタシと桜華は屋上でお昼ご飯を食べている。

屋上は以前、何かしら事故があってからはほとんど誰も使っていない。

だからアタシと桜華の貸切状態!



「私、光輝と仲いいし場所とか言っておこうか?

場所は私の家の近くの公園、時間は部活終
わりにそのまま来てもらうのでいい?」

「オォーー、全然OK!
とゆうか完璧!ありがとう!」

「私、最初はいるけどあとから抜けるよ?
邪魔しちゃ悪いしさ」

「アタシはいてもいいと思うけど…
吉岡くんが嫌なら…」

「そこは臨機応変な対応しまっす!!」


これで場所も時間も決まったし完璧!

桜華には本当に感謝だなぁ。