―――それから時が経つのは早く、もう三年生。 今年は受験だ。 私はどこに行くかは決めていないけど、進学することを決めた。 中学生の時に、決めたんだ。 もう、あんな姿は見たくない。 だから…。 だから、絶対に叶える。 夢を叶えるんだ。 それはあなたも同じですか? あなたの描く未来に私はいますか?―――