「…………もう、このやり方のどこがいいんですか…………」 言いたいことはたくさんあるのに、そんなのはどうでもよくなるくらい嬉しいのも事実で。 どうしても緩んでしまう、自分の頬が恨めしい。 「あれ、あんまりよくなかった? これで規則もなくなったし、お客様にも堂々と顔向けできるぞ」 「ていうか、軽々しく結婚とか言わないでください。まだ付き合ってほんのちょっとしかたってないのにっ」 「馬鹿、だから言ったんだよ。……今日からは、ずっと、そばにいるために」