冷徹上司は大家さん!?



「永原」


 彼は私の名前を呼ぶと、その体を抱きしめる腕に力をこめた。


「まいったな……ここまで余裕ない態度見せても察してくれないのかよ」


「……」


 私が何も言わないでいると、浅野課長は深いため息をついて口を開いた。