各々のデスクに戻っていくみんなの背中をぽかんと眺めていると、佐藤さんが私のほうに近づいてきて、口を開いた。
「いい案を出してくれてありがとう。このチークについての話し合い、少し前から停滞気味だったから斬新なアイディアが見つかって助かったよ」
「いえ、私は自分がいつも『こんな化粧品があればいいのに』って妄想していることを言っただけで……」
「あはは、妄想かぁ」
「現実味ないこと言ってしまったな、って反省してます。せっかく作ってもらったサンプルも無駄になっちゃいましたし」
「サンプルは無駄にして次のアイディアを生み出すためにあるんだからいいのよ」
「な、なるほど……」
数々のヒット商品を生み出してきた佐藤さんがそう言うと、なんだかものすごく説得力がある。
「いい案を出してくれてありがとう。このチークについての話し合い、少し前から停滞気味だったから斬新なアイディアが見つかって助かったよ」
「いえ、私は自分がいつも『こんな化粧品があればいいのに』って妄想していることを言っただけで……」
「あはは、妄想かぁ」
「現実味ないこと言ってしまったな、って反省してます。せっかく作ってもらったサンプルも無駄になっちゃいましたし」
「サンプルは無駄にして次のアイディアを生み出すためにあるんだからいいのよ」
「な、なるほど……」
数々のヒット商品を生み出してきた佐藤さんがそう言うと、なんだかものすごく説得力がある。
