冷徹上司は大家さん!?

「わかりました、私にやらせてください」

「了解。じゃあこの後、605のミーティングルームに来てくれるか?」

「はい!」


 浅野課長は私の言葉に軽く頷いて優香さんに目配せすると、部屋から出て行った。

 優香さんは少し驚いた表情で浅野課長が出て行ったドアを見つめた後、気を取り直して口を開いた。


「じゃあ、これで今日のミーティングを終わります。永原さん、大分忙しくなると思うけど頑張ってね」

「はい、ありがとうございます!」


 私は急いで書類をまとめると、浅野課長に指定されたすぐそばのミーティングルームへ向かった。