冷徹上司は大家さん!?

 あれ、私はあくまでパッケージ企画の仕事に役立ちそうだから、異動が決まったんだよね?

 どうして、花形の商品決定チームの仕事を手伝うことになるんだろう?


 私は突然の発表に驚きを隠せず、浅野課長の切れ長な目を見つめた。


「課長、永原さんはパッケージ企画チームの配属だと聞いているのですが……」

「ああ、基本的にはそのつもりだけど、そっちでの仕事と並行して商品決定チームにも参加してもらおうと思っているんだ」

「は、はあ……」


 優香さんも困惑した表情で、私の顔と浅野課長の顔を交互に見ている。