そして今も頑張りすぎなほどに頑張っている。




「蒼」



「ちょっと待って。
あと1セット」




筋トレを必死にして、そうしたら出せる力も強くなってきた。


蒼の光の剣みたいなものを私は戦いとかで使っているのを見たことがない。




だから、どんな効果があるのかは分からない。



でも、それを出すのに十分な体力が必要になるらしい。






「よし終わった。
どうした、咲良」




ソファに座っている私の元へやって来た蒼は、やっぱり疲れている。


だから、ソファの前に座らせる。




そしてそのまま抱きしめる。




蒼の頭が私の顔の下にある状態で、頭が撫でやすい。





「おい、咲良」