「……ハンバーグにエビフライにポテトサラダ……俺の好きな物ばっかりだ」
「あ……気が付きました?」
今日は奮発をして昴さんの好きな物を作ってみた。
せっかくだし、思いっきり堪能をして欲しかったから。
「気付くに決まってるだろーが」
「良かった……!じゃあ食べましょうか!」
「ああ、頂きます」
「頂きます!」
2人で手を合わせて食事を始める。
ハンバーグを切った瞬間に昴さんは瞳を輝かせる。
あの調子だと上手くいったみたい。
1人で安堵のタメ息を吐いていれば、子供みたいな笑顔を浮かべた昴さんと視線が交じり合う。
「これ中にチーズが入ってるのか?しかもトロトロだ!」
「はい!チーズinハンバーグが1番好きだとおっしゃっていたので挑戦してみました」
自分のハンバーグを切ってみれば中からとろりとチーズが溢れ出てくる。
初めて作ったにしては上出来、というより完璧だ。
昴さんの嬉しそうな笑みが何よりも嬉しくて頬が緩む。
「あっ!そうそう!今日はデザートもあるんですよ!!」
「あ?」
エビフライにかぶりつきながら昴さんは私を見つめる。
立ち上がった私を見上げているせいか、上目遣いになっていて凄く絵になっている。
可愛くてつい笑ってしまいそうになるが、不機嫌になるのは目に見えていたので必死に我慢をして冷蔵庫へと向かう。
「じゃーん!青空のケーキです!」
ケーキの箱を昴さんに見せつける様に胸元で掲げる。
「……」
昴さんは一瞬だけ固まると状況を理解したのかガタンと立ち上がった。
驚いていれば、昴さんは私の両肩を掴む。
「あ……気が付きました?」
今日は奮発をして昴さんの好きな物を作ってみた。
せっかくだし、思いっきり堪能をして欲しかったから。
「気付くに決まってるだろーが」
「良かった……!じゃあ食べましょうか!」
「ああ、頂きます」
「頂きます!」
2人で手を合わせて食事を始める。
ハンバーグを切った瞬間に昴さんは瞳を輝かせる。
あの調子だと上手くいったみたい。
1人で安堵のタメ息を吐いていれば、子供みたいな笑顔を浮かべた昴さんと視線が交じり合う。
「これ中にチーズが入ってるのか?しかもトロトロだ!」
「はい!チーズinハンバーグが1番好きだとおっしゃっていたので挑戦してみました」
自分のハンバーグを切ってみれば中からとろりとチーズが溢れ出てくる。
初めて作ったにしては上出来、というより完璧だ。
昴さんの嬉しそうな笑みが何よりも嬉しくて頬が緩む。
「あっ!そうそう!今日はデザートもあるんですよ!!」
「あ?」
エビフライにかぶりつきながら昴さんは私を見つめる。
立ち上がった私を見上げているせいか、上目遣いになっていて凄く絵になっている。
可愛くてつい笑ってしまいそうになるが、不機嫌になるのは目に見えていたので必死に我慢をして冷蔵庫へと向かう。
「じゃーん!青空のケーキです!」
ケーキの箱を昴さんに見せつける様に胸元で掲げる。
「……」
昴さんは一瞬だけ固まると状況を理解したのかガタンと立ち上がった。
驚いていれば、昴さんは私の両肩を掴む。

