「ただいま!あっ!!」
家に入った瞬間、顔が綻ぶのが分かる。
私の視線の先には昴さんの靴があった。
家にいる、それだけの事なのに嬉しくなって鼻歌が出てしまう。
部屋へと向かい、鞄を置いてルームウェアーに着替えてキッチンへと向かう。
置いてあるエプロンを身に纏い買ってきた食材を並べた。
「そうだ!ケーキ冷蔵庫に入れないと!」
冷蔵庫を開けて箱を真ん中に入れる。
それを見ているだけで笑顔が零れてしまう。
昴さん、喜ぶかな?
無邪気な笑顔で笑う昴さんの顔が頭にチラつく。
ずっと開いていたからピーピーと冷蔵庫が鳴り出す。
慌てて閉めて料理へと取り掛かった。
「ハンバーグーハンバーグ!貴方に笑顔を届けるよー!」
即興のハンバーグソングを歌いながら玉ねぎを刻む。
目に沁みるけど、嬉しさの方が勝りそのまま準備を進める。
40分くらいが経ち時刻は7時を回ろうとしていた。
「出来た!!」
完成した料理を並べ終わり、昴さんを呼びに行こうと部屋へ向かおうとした時だった。
「……いたのか」
「昴……さん」
丁度、出てきた昴さんとバッタリと出逢った。
お互いに少し気まずそうに顔を背ける。
家に入った瞬間、顔が綻ぶのが分かる。
私の視線の先には昴さんの靴があった。
家にいる、それだけの事なのに嬉しくなって鼻歌が出てしまう。
部屋へと向かい、鞄を置いてルームウェアーに着替えてキッチンへと向かう。
置いてあるエプロンを身に纏い買ってきた食材を並べた。
「そうだ!ケーキ冷蔵庫に入れないと!」
冷蔵庫を開けて箱を真ん中に入れる。
それを見ているだけで笑顔が零れてしまう。
昴さん、喜ぶかな?
無邪気な笑顔で笑う昴さんの顔が頭にチラつく。
ずっと開いていたからピーピーと冷蔵庫が鳴り出す。
慌てて閉めて料理へと取り掛かった。
「ハンバーグーハンバーグ!貴方に笑顔を届けるよー!」
即興のハンバーグソングを歌いながら玉ねぎを刻む。
目に沁みるけど、嬉しさの方が勝りそのまま準備を進める。
40分くらいが経ち時刻は7時を回ろうとしていた。
「出来た!!」
完成した料理を並べ終わり、昴さんを呼びに行こうと部屋へ向かおうとした時だった。
「……いたのか」
「昴……さん」
丁度、出てきた昴さんとバッタリと出逢った。
お互いに少し気まずそうに顔を背ける。

