バーを出た私たちは近くの公園で話すことにした。
真っ暗な公園は少し寂しくて頼りないぼんやりとした明かりは今の私たちの気持ちを表している様だった。
「……」
「……」
黙ったままベンチに座る私たち。
少し気まずいが、繋がれたままの手だけが唯一の救いだった。
「……さっき言った気持ちに嘘はない」
「え……?」
静寂を破ったのは高梨部長だった。
ふと顔を向ければ真っ直ぐな瞳に捕えられる。
「例え、お前があの人と関係を持っていたとしても……。
俺は桜木の事が好きだ、お前が思っている以上に俺はお前に惚れてるんだ」
高梨部長はハッキリと言い切ると力強い目で私を見つめた。
その瞳を見て私は気付いたんだ。
この人に隠し事をしちゃいけない。
素直に全部を言おうって……。
「昴さんが言っていたベッドの関係っていうのは……。
酔った私を自分の家に連れていってくれただけです。
同じベッドで寝たのは確かですが、何もしていません」
「……2人は一緒に飲む仲だったのか?」
「そ……それは……」
以前高梨部長と飲んだ時、仕事の都合で先に帰った高梨部長と別れた後に昴さんと飲んだことを話した。
「……じゃあ何か?
ほぼ初対面の男と飲んだ挙句、酔い潰れてそいつの家に連れ込まれたって事か?」
「連れ込まれそうにって言うか……」
「何か??」
満面な笑みで言う高梨部長に悪寒を感じながら頷く。
だって顔は笑っているけど目は全く笑っていない。
凄く怒っているのが伝わってくる。
あまりの怖さにギュッと目を瞑れば、急に体を包み込まれたのだった。
真っ暗な公園は少し寂しくて頼りないぼんやりとした明かりは今の私たちの気持ちを表している様だった。
「……」
「……」
黙ったままベンチに座る私たち。
少し気まずいが、繋がれたままの手だけが唯一の救いだった。
「……さっき言った気持ちに嘘はない」
「え……?」
静寂を破ったのは高梨部長だった。
ふと顔を向ければ真っ直ぐな瞳に捕えられる。
「例え、お前があの人と関係を持っていたとしても……。
俺は桜木の事が好きだ、お前が思っている以上に俺はお前に惚れてるんだ」
高梨部長はハッキリと言い切ると力強い目で私を見つめた。
その瞳を見て私は気付いたんだ。
この人に隠し事をしちゃいけない。
素直に全部を言おうって……。
「昴さんが言っていたベッドの関係っていうのは……。
酔った私を自分の家に連れていってくれただけです。
同じベッドで寝たのは確かですが、何もしていません」
「……2人は一緒に飲む仲だったのか?」
「そ……それは……」
以前高梨部長と飲んだ時、仕事の都合で先に帰った高梨部長と別れた後に昴さんと飲んだことを話した。
「……じゃあ何か?
ほぼ初対面の男と飲んだ挙句、酔い潰れてそいつの家に連れ込まれたって事か?」
「連れ込まれそうにって言うか……」
「何か??」
満面な笑みで言う高梨部長に悪寒を感じながら頷く。
だって顔は笑っているけど目は全く笑っていない。
凄く怒っているのが伝わってくる。
あまりの怖さにギュッと目を瞑れば、急に体を包み込まれたのだった。

