神木さんが教えてくれた1番奥の部屋へと足を運ぶ。
新條さんは出掛けているとの事だ。
鍵を私に渡したと言う事は中で待ってていいという事だろう。
今は午後2時15分、待ち合わせは2時だ。
でも家の中に入る気にはなれなかった。
いくら新條さんが入っていいと言っていたとしても、本人が居ないのに部屋に上がるのはどうかと思う。
私は彼の部屋の扉の横の壁に背中を預け新條さんの帰りを待ち続けた。
「……協力してくれるかな……」
ポツリと呟いてみるが、彼が手伝ってくれる光景は全く目に浮かばなかった。
だってそもそも新條さんが私に協力する理由が無いもの。
親しい訳でもないし、私に手を貸す事にメリットなんてない。
それなのに私は……。
「何で新條さんを頼ろうとしたんだろう……」
何故私は……咄嗟に彼の事が頭に浮かんだのだろう。
考えてもそれは分からなかった。
代わりに眠気が私を襲ってくる。
最近あまり寝てなかったもんな。
シナリオを考えなきゃ、そういった焦りだけが膨らんで眠る事が出来なかった。
いくら考えてもアイディアは浮かばなかったが……。
とりあえず座ろうと、その場にしゃがみ込む。
「……んっ……眠い……」
眠気を覚ます為に頬を引っ張るがそんなものは何の役にも立たなかった。
だんだん重くなる瞼に逆らう事が出来ずについに目を瞑ってしまう。
新條さんは出掛けているとの事だ。
鍵を私に渡したと言う事は中で待ってていいという事だろう。
今は午後2時15分、待ち合わせは2時だ。
でも家の中に入る気にはなれなかった。
いくら新條さんが入っていいと言っていたとしても、本人が居ないのに部屋に上がるのはどうかと思う。
私は彼の部屋の扉の横の壁に背中を預け新條さんの帰りを待ち続けた。
「……協力してくれるかな……」
ポツリと呟いてみるが、彼が手伝ってくれる光景は全く目に浮かばなかった。
だってそもそも新條さんが私に協力する理由が無いもの。
親しい訳でもないし、私に手を貸す事にメリットなんてない。
それなのに私は……。
「何で新條さんを頼ろうとしたんだろう……」
何故私は……咄嗟に彼の事が頭に浮かんだのだろう。
考えてもそれは分からなかった。
代わりに眠気が私を襲ってくる。
最近あまり寝てなかったもんな。
シナリオを考えなきゃ、そういった焦りだけが膨らんで眠る事が出来なかった。
いくら考えてもアイディアは浮かばなかったが……。
とりあえず座ろうと、その場にしゃがみ込む。
「……んっ……眠い……」
眠気を覚ます為に頬を引っ張るがそんなものは何の役にも立たなかった。
だんだん重くなる瞼に逆らう事が出来ずについに目を瞑ってしまう。

