「メグ……………佳奈……………」 今日、自分から突き放したメグと佳奈だった。 気まずくなって、思わず目をそらす。 その様子に、戸山くんが心配そうに私を見た。 「あ…………えと、さくら、こんなとこにいたんだね!」 メグが明るくそう言ったけど、少し声がうわずっている。 まあ、私があんな態度をとったから、当然といえば当然なんだけど。