痛い足をひきずりながら、やっとの思いで保健室についた。
絆創膏と消毒液を探す。
だけど、足が痛くてなかなか探せない。
「はあ………」
あまりの足の痛さに限界がきて、私は近くのイスに座った。
ふと、吉澤先生の顔が頭に浮かぶ。
そういえば、私が派手に転んだこと、先生も見てたよね。
今さらだけど、恥ずかしくて顔が熱くなった。
だけど………
「…………もう関係ないのか」
今日、やっと気づいた。
もう吉澤先生は私のことなんか好きじゃない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…