「まだ否定すんのか。その口塞ぐぞ?」


「…」



逆に私が、塞いでやりたいわ!

先輩の口を!!!



「なんだ?次は否定しないのか?」



「……もう。やめてください
わたし、先輩みたいな人が1番、大っきらいですっっ!!」


つい、言っちゃったけど…


後から後悔。


「わかった」


「へっ…!?」


そう言われて、肩を掴まれる。


ビックリして体制を崩した私に


先輩は、ニヤっと笑った。


「!?」


そして、あっという間に

私の唇は奪われた。