先輩はイジワル



「はぁぁあ!??」



「うっさい!」


そうしてボコッと1発叩かれる。



痛い…。


とととと、というか!


「あの先輩が!?」


「そうよ!ね?明葵!」


先輩…というのは…。



…あぁー!思い出したくない!


「名前は、戸田…」


「きゃーっ!!!」


あ…名前聞こえなかった。


というか、先輩どんだけ人気あるの!!



「あっ!平岡さん!」


「えっ…あ、はい!?」


びっくりして、裏返っちゃった。


な、なんで私に話しかけてくるんだろう…


「今日、話あるんだけどいいかなっ?」


「……はい?」

と聞き返すと、一瞬先輩の顔がニヤついたような…


なんて!気のせいだよね!


「聞こえなかったの?」


と言って、私の耳元まで顔を運ぶ。


何かと思って、固まってると


「ふっ」


「ひゃっ」


耳に息をかけられ、一瞬ゾクッとした。


耳…弱いから…。


「今日、話しあるから。放課後、クラスまで行くね」


そう言われ

頭に手を乗っけたと思うと、ぐっと力を入れ、強制的に、コクんとされた。


「っ…」


何なの、あの先輩!



ムカつく!!!!