先輩はイジワル



約25分くらいで着いた。


「はぁっはぁっ…やっ…と…着いたっ…!!」


キレキレになりながらも、しゃべる私はバカなんだろうか。


「職員室…どこっ!?」


着いたのはいいものの、職員室がどこか分からなくて、焦りまくる私。



とことん、運がないなぁー!


「どうしたの?」


焦ってる私に、優しく声をかけてくれる。


誰かが…って…


「あぁー!」


大声を出したのはあたりまえ…


だって…


明葵がいるんだもん。



「あ、おい??!」


「うん、明葵だよ。
どうしたの、そんな慌てて」



えぇえ!!


先に着いてるなら、言ってよ…!!


「なんで連絡しなかったの!」


「したよ…!だけど、みんな見てくれないから、今駅に行こうとしたら、梓紗っぽい人がいて…心配したんだからね…!!」


「心配したって…こっちのセリフだよ…!」


あーあ、無駄な焦りした〜!


「ご、ごめんっ…
で、でも!見なかった梓紗も悪いからね!」


「はいはい!とりあえず、朱里に…」


と言おうとした時、


「入学式を間もなく始めます。
入学生徒達は、体育館に集まってください」


という、アナウンスが流れた。


「「えぇーっ!」」


明葵とハモらせて、足を急がせた。


だけど、前を見てなくて人にぶつかる。