産婦人科を出たところでさっきの女の子に会った。

あたしは声をかけてみることにした。

「あの…大丈夫ですか??顔色…悪いですよ」

彼女の泣いていた理由を知っていながら、知らないふりをして声を掛けるのには少し罪悪感をおぼえた。


女の子はさっと振り返ると大きな瞳をあたしに向けた。

なにか訴えたげな瞳に思わず引き込まれそうになる。


しばらくして彼女が口を開いた。