亀「じゃあ、次は、あの、一本松までだ」

うさぎ「ついてないだろ、まだ杉に」

亀「はあはあ、無駄なことはしない主義だ」

うさぎ「性格わりぃぞ」

亀「あそこの松まで、、はあはあ、あぁ、ポカリのみて」


バビューン!


亀「あ!」

うさぎ「住んでる世界が違うんだ」

亀「まだスタートと言ってないし、、」

うさぎ「言い訳がましいし」

亀「うるさい、やい、こんちくしょ、神様は不平等だな」

うさぎ「うるせぇんだよ」

亀「公平だっつんか」

うさぎ「知らねぇよ、おら、ただのうさぎなんだよ、あんたもただの亀だろうが」

亀「あんたに勝ちたいんだよ」

うさぎ「少なくとも、俺に勝つために、あんた生きてるわけじゃねぇべや」

亀「あんたみたいに走りがはやけりゃ、俺の人生、ちったぁ薔薇色だ」

うさぎ「別に、、うさぎだよ」

亀「でも、、ちがうだろうがよ、なんかよっっ」

うさぎ「あんたは、強いていうなら、スッポンて武器がある」

亀「死ねってか!」

うさぎ「俺は死んでもあんたみたいな滋養を出せはしない、おそらくな」

亀「死ぬのはいやだ」

うさぎ「あんたを好んで飼育する人もいる」

亀「うれしくねぇよ、、」

うさぎ「今のあんたは、不満病だ、不満な気持ちにとらわれてる」

亀「ダメなのか」