マスター「ガッカリされるお客様もいらして…」

斎藤「そうなんだ」

マスター「その時は、落ち込んだかな…」

斎藤「でも、あなたとおじいさんは、別人格なのだから…」

マスター「ふふ…」

斎藤「え」

マスター「すみません、初対面なのに、慰めて下さった…」

斎藤「変ですか」

マスター「嬉しいです」

斎藤「恋、始まりますかね、、」

マスター「あ、彼氏います」

斎藤「そうなんだ」

マスター「なんかごめんなさい」

斎藤「いえいえ、こちらこそ」

マスター「入りました」

斎藤「ありがとうございます…撃沈」

マスター「え?」

斎藤「いえ…頂きます」

マスター「召し上がってください」

斎藤「いい香りですね」

マスター「祖父の味に近づけていたらいいのですけど…」


斎藤は、カップを口につけた。

ズズ、、


斎藤「これは…」