一期一会 ~大親友と過ごした日々~


そして

お線香をあげて

母と一緒に

ちあきのそばに行く。

ちあきの顔には

真っ白な布が

かけられていた。

それを

お父さんが取ってくれた。


「……」


そこに居たのは

確かにちあきだった。

でも

私が知ってる

笑顔のちあきじゃなくて

白い顔をして

目をつむり

口元には

怪我の跡が残っていた。

私は思わず

視線を下に落とした。

母が

ちあきに話しかけていたけど

私は下を向いたきり

まともに

ちあきの顔を見る事が出来ずに

ただただ泣いていた。