その日以来。 颯くんは、海に来なくなった。 いつも先に来ていたのに。私がどれだけ待っても、姿を現すことがなかった。 もし、私があんなこと言わなければ、颯くんは変わらず私に笑ってくれたのかもしれない。 そう思うと、涙が止まらなかった。 その日初めて、自分の幼さを呪った。