3時間目終了のチャイムが鳴って、保健室の外から声が聞こえた
「ねえ。聞いてんの?」
「あんたなんか消えろよ‼︎」
その途端にざわざわと声が広がっていった
なんだ?
「有弥ちゃんっ!!」
ガラっと勢いよくドアが開いて入ってきた男子
確か…… 幸希くん
「咲が!!」
咲?
頭で考える前に体が動いていた
保健室から飛び出して声がする方に走った
「あ、翔琉先生!」
幸希くんの声が後ろから聞こえて振り返る
「こっちです!」
幸希くんの後ろについて走ると階段下についた
ガヤガヤと騒がしい人混みを抜けると目を瞑って荒い息を繰り返す咲
「咲!!」
抱き上げると顔は真っ青で、心拍数もかなり上がっていることがわかる
「ねえ。聞いてんの?」
「あんたなんか消えろよ‼︎」
その途端にざわざわと声が広がっていった
なんだ?
「有弥ちゃんっ!!」
ガラっと勢いよくドアが開いて入ってきた男子
確か…… 幸希くん
「咲が!!」
咲?
頭で考える前に体が動いていた
保健室から飛び出して声がする方に走った
「あ、翔琉先生!」
幸希くんの声が後ろから聞こえて振り返る
「こっちです!」
幸希くんの後ろについて走ると階段下についた
ガヤガヤと騒がしい人混みを抜けると目を瞑って荒い息を繰り返す咲
「咲!!」
抱き上げると顔は真っ青で、心拍数もかなり上がっていることがわかる