先生の彼女です。

「翔琉先輩に連絡した」



「え?」




「俺、翔琉先輩と同じ病院で研修医してるから。悪いけど、お前と先輩とのこと知ってる」




「……連絡って…」





「居場所。ここだって教えた」





それを聞いた瞬間私は立ち上がった




「ちょ、いきなり立つと危ないから」




「…帰ります」




「は?」



「ありがとうございました」





部屋を出ようとすると、腕を掴まれた





「死にたいのかよ」



「ッ…」




「知ってる。翔琉先輩と別れたんだろ?でも今はそんなことどうでもいいんだ。

翔琉先輩がお前の元カレである前に、先輩はお前の主治医だ。」




「…ハァハァッ」



「逃げるなよ」




「そ、んなのハァハァ 知ってる!」




「じゃあここにいろ」




「むりなのっ‼︎ ハァッハァ… む、り」



立っていられなくなって、後ろに体が倒れそうになった



「っと……」



なんとか支えてもらったおかげで倒れずにすんだ






「…もう限界だろ。助けて って言えよ」



「ハァハァッ」



「お前がなんと言おうと、死なせるわけにはいかないんだよ。」





「ハァ…ケホケホ」



「辛いのはわかってる。でも、逃げるな」





鈴谷さんは、私の目を見てそう言った