「何だと…?」
少しは反省したかな?幼なじみ…を置いていった罰として…!
え…あれれ?なにこれ?なんでこんなに険悪な雰囲気が漂ってるの?怖っ!
渚君とカルマが対立しているようにみえる。
「カッ…カルマ!?何で、何があったの?」
ふんっと横を向いたままこちらを見ようとしない。
「カルマ…ねぇ…?」
イライラしていたのか、机を蹴り私を少し不気味な笑顔で睨み付けた。
「ずっと思ってたんだけどさぁ、幼なじみがなんなの?すべてのこと報告しなきゃいけないわけ?お前の顔を見てるとイラつくんだけど…?」
ピキっと何かの音がした。堪忍袋が切れたのだろう。
私は手に持っていたバックをカルマの背中に叩きつける。
「本当に最低…もう、付き合えないよ!!勝手にしろ!!」
「○○…!!」
カルマの慌てた顔、今日はいっぱい見るなぁ…

昔…私のラーメンを全部食べても、いちごだけ取ってってケーキの主役をなくしたことも、お年玉を落として私のを取っていっても…こんな結果になったことなんてないのに。

カルマのバカ。もう知らないから…

「くそっ…そっちにはいたか?渚!」
「…いないよ。もとはといえばカルマのせいじゃん…○○の気持ちに気づかないでさ…」
「何?聞こえねーよ?」
「…別に、何でもないよ。いないよ、こっちには。」
「…そうか。」
チッと舌打ちをして、壁に拳をぶつける。
「くそっ…!」