「ちゅるちゅる・・・!!なんて可愛いんだっ!」
キャラが崩壊し、仰向けでベッドに倒れ込んで悶える銀司。
『銀司・・・?』
なんだか怖くなって小さく呼んでみる。
「放っておけ。まぁ、悶える気持ちは分からないでもないが。」
そう言いながらも銀司を冷たい目で見据えると、私の頭を撫でていた手で今度は私の髪の毛を弄り始めた。
長い指に髪を絡ませては解き、時々髪を梳くぎこちなくも優しい手にだんだんと眠気が襲って来た。
昨日の夜眠れなかったこともあり、うとうととしながら龍二にもたれ掛かる。
「・・・眠くなったか?」
そう言うと手を止め、私を抱き上げた。
「邪魔だ、銀司どけ。」
「いでっ!」
ドス、という音と銀司の痛がる声がした後、ふわっとベッドの上に降ろされた。
離れたぬくもりに寂しさを感じていると、ぽんぽん、と優しく頭を撫でられた。
