全てをくれたあなたに


その後龍二も食べ終わり、空になった食器を1箇所にまとめてソファに座った。





少しくつろいでいると、部屋のドアがコンコン、とノックされて銀司が入ってきた。






「やっほ〜」




「あ?お前女の所じゃねぇのかよ。」




「だ〜ってこんな穢れのないカワイイ子が近くにいるってのに他の女と遊んでらんね〜だろ?」





龍二が独り占めってのも面白くねぇし〜?と、笑いながらベッドに腰掛ける銀司。





「お?真白ちゃんお昼も食べれるようになったんだな〜」





まとめられた食器を見て、銀司が驚いたように言う。





『うん、固形物でも柔らかいものならもう大丈夫。』





「思ったより回復が早くて安心した。
明後日あたりにはうどんとか食べられるんじゃないか?」




私の頭をなでながら言う龍二。





『うどん・・・見たことある。
白くて長くてちゅるちゅるして食べるやつだよね?』





いつ見たのかは分からないが、自分の記憶にあるものの特徴を言ってみる。