「ん?」
近くに来た銀司の襟を掴んで引っ張った。
「っ!?」
―――チュッ
私は銀司の頬にキスをした。
「え、なっ、っ、」
「おい。」
慌てる銀司と黒いオーラを出す龍二。
『お礼はチューでしょ?
ありがとう、銀司。』
「いや、そう言ったけど!」
「・・・ぶっ殺す。」
「ちょ、止めろ龍二!
おおおお俺これ返してくる!」
キャラが崩壊した銀司は目にも止まらぬ速さでトレイを返しに走り去った。
『チュー、嫌だったのかな・・・』
「いや、そうじゃねぇけどお前はそれでいい・・・」
真白の天然ぶりに起こる気力すら奪われた龍二は、はぁ、と溜息をつきながら凛の元へと向かった。
