だが、2人の目はまだ何かを迷っているように見えた。
『2人は何を不安がっているの?』
私の言葉に2人は目を見開く。
その後ふっと表情を緩めた。
「やっぱ真白ちゃんには適わねぇな~」
「・・・だな。
迷った俺がバカみてぇだ。」
龍二と銀司は目線を交わして頷いた後、再び真剣な顔に戻って私を見た。
「最終的に言えば、これが一番聞きたい事だ。
俺と銀司が組に入っているのはさっき話したから理解しているな?」
『うん。』
「俺はその組・・・榊組の若頭だ。
銀司は俺の側近をしている。」
『若頭って、上から2番目の?』
「まぁ、簡単に言えばそうだ。
若頭の俺と一緒にいる事で真白は危険に晒されるだろう。
出来るだけ守るようにはするが、いつ真白に危険が及ぶか分からない。
これを聞いても、俺に付いてきてくれるか?」
私に聞いているのに龍二の目は付いて来い、と言っているようだった。
