逆に、と続ける。
「真白がいた組は、規則がない。
やっている事としては俺らの組とは真逆な事ばかりだ。
真白が囚われていたのがいい例だな。
俺らの組で前々から潰す計画を立てて地道に捜査していた所で真白に出会ったわけだが・・・まぁ、その話はいい。」
龍二はそこで一旦言葉を切り、深呼吸を一つする。
「真白さえ、嫌じゃ無ければ俺らの組に来ないか?
他の組員もみんないい奴らで、真白に危害を加える事は一切ない。」
私の目をじっと見つめる龍二。
その瞳は先程と同じく不安が見え隠れしている。
その横にいる銀司も龍二と同じく瞳を不安そうに揺らしている。
『私は・・・龍二達のいる組に行きたい。』
深い理由なんてない。
自分でもよく分からない。
ただ、龍二達なら無条件でも信用出来た。
「本当・・・か?」
『うん、よろしくお願いします。』
ほっと息をつく龍二と銀司。
